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ホモエロが苦手な女体化好きの管理人がやらかしました。
すみません。
ラダマンティス×ミロ、カノン×ミロ、の、いわゆる3P。
ガチでエロになります。



※R18です。




拍手






海闘士であるカノンは、黄金聖闘士ミロと冥闘士ラダマンティスと3人で暮らしている。場所は、イタリア南部のとある古城である。
詳細はひどく込み入るので省くが、簡単に説明すると、ようやく協定を結ぶに至った神々の関係に再び軋轢が生じないよう互いを監視する目的で同居しているのだ。
12人いる黄金聖闘士のうちからミロが選ばれたのは、カノンの策略の結果と言って良い。禍根を残さない清々しい気性がものを言ったところもあった。赦された身のカノンとしては、もう少し、いろいろ配慮した方が良いような気がしないでもないのだが、惚れた欲目でそこは深く掘り下げないことにしていた。
冥界サイドからラダマンティスが選ばれたのは、推して知るべし、という人選だ。
ちなみに、なぜイタリアに住んでいるのかというと、ハーデスの本拠地があるドイツとギリシャのおおよそ中間地点に位置するのがイタリアだからである。古城は、協定が結ばれた記念にといってアテナが買い取ったのだった。


南部問題、という言葉で取り沙汰されることも多々あるが、イタリア南部は、世間の流れから取り残されているように思える。農業主体のせいか、どこか聖域を彷彿とさせるほど封建的なため、古城を買い取ったアテナは、その麗しい外見も相俟って、地元民から「美しいご領主さま」ともてはやされることになった。
当然のように、その代行で住み始めたカノンたちも、周辺住民から崇拝の念を向けられるようになった。
カノンはどこへ行っても付いて回る視線に辟易としたが、他の二人は、そんなことがなかった。呑気そうに見えてやはり黄金聖闘士ということか、ミロはそのような民の扱いに長けているし、部下に傅かれることに慣れきっているラダマンティスも頓着しない性質だ。まあ、二人とも、カノンに言わせれば、根が適当なのである。
そうなると、まさか自分だけが居心地の悪さを感じているとも言いづらく、カノンは何のかんのと理由をつけて城に籠るようになった。
そうすると、持て余すのが時間だ。
それでも、最初の3ヶ月は何とかなった。結ばれたばかりの協定関係で、昼夜問わずぶっ通しで働き続ければ良かった。しかし、5ヶ月目から、本を読んでもDVDを見てももうどうにもならなくなり、半年で撃沈した。
そこで、カノンはミロを巻き込むことにしたのである。時間を潰すため、というよりは、しょせんそんなのは言い訳にすぎず、想いを寄せているミロと同居している状況に耐えきれなくなった、というのが実情である。
ラダマンティスまで巻き込んでしまったのは計算外だったが、結果的には、巻き込んで良かったとも言える。3人で成り立っている生活で、1人だけ除け者にし続けるのは面倒に違いなかったからだ。


今、カノンの眼下では、ベッドに敷かれたタオルケットを強く握り締めて、ミロが四つん這いになっている。よく見ると膝が浮いているのは、ミロの腰をラダマンティスが力強く抱え込んでいるからだ。
高々と突き上げられた尻に、女の腕ほどもある猛々しい剛直がじゅぷじゅぷ水音を立てながら往きつ戻りつする。それに伴って、あまりに巨大すぎるものを挿入するため無遠慮に塗りたくられた大量のローションが、白く泡立ちながらこぼれ落ち、足元のタオルケットに吸い込まれていった。
傍から見ていて、苦しそうに寄せられた眉根や、額に滲む脂汗、力任せに食い込んだ指の跡があざになりかけている様が痛々しいが、ミロ自身がどう感じているのかは、触れられもしないのに勃っているものを見れば嫌というほどわかる。よがって振り乱された髪が、汗で濡れた背中や頬に張りつき、憎らしいくらいやらしかった。
カノンと違って語らうべき愛の言葉もなく、荒い息だけを供に無言で与えられた身体を貪るラダマンティスは野獣のような男だと思う。獣が言葉を必要としないように、発情した事実を身体でぶつける。ぶつけられるミロにしてはたまったものではない。
しかし、半月に1度の頻度と、ミロ自身が悦んでいることを考慮すれば、それほど害はないものと思われた。カノン個人の意見としては、翌日ミロが寝込まざるを得ないほどやりすぎるのはいかがなものかと思いこそすれど、この乱痴気騒ぎに混ざっている手前、苦言を呈せる立場にはなかった。
だって、仕方なかろう。カノンは毎日ミロといちゃいちゃしたいのである。近々三十路になろうという男が何を、という噴飯ものの発言ではあるが、本心なのだから仕方ない。
「ミロ、俺のも。」
見せつけられた情交に固くなったものを涎で濡れた唇に擦りつけると、ぎゅっと瞑られていたミロの目がうっすらと開かれる。空色の目は情欲の海に溺れ、今にもこぼれ落ちそうだ。
日夜、カノンは身体を張ってミロを悦ばせることに余念がないが、こうして苛烈な快楽で苛め、泣かせたたことはなかった。こういうところも、ラダマンティスに少し嫉妬してしまう部分である。
あのでかいブツさえあれば、カノンだってミロをこんなに感じ入らせることが出来るはずなのだ。だが、あれだけデカいとテクを弄する以前の問題で、体位は後背位のみで限定されてしまうし、ミロの熱い口内を堪能することも出来ない。ミロが好む騎乗位はおろか、キスだって不可能だ。
そんなことを考えていると、ミロの唇から、ちろり、と赤い舌が覗いた。緩く勃ち上がったものの先端を食むように口付けられかと思うと、そのまま口内に導かれ、カノンが教え込んだとおりに、側面へ舌を絡ませながらすぼめた唇でしごかれる。ラダマンティスが乱暴に揺さぶるのに合わせて、鼻から甘い息を漏らしつつ不本意に前後する口内が堪らなく気持ち良い。辛そうな表情と真っ赤に上気した頬はミロの限界を訴えているが、こうしてテクを弄せるということは、まだ、少しは余裕が残っているということなのだろう。
カノンはそんなことを考えながら、ミロの頬に張りついた髪を耳にかけてやった。無論、ミロのこれ以上ないくらいせっぱつまったエロい顔を堪能するためである。
そうして、真っ赤に色づいた耳を指先で優しく掻いてやると、ふるりとミロの肩が震えた。カノンのものを半端に口内に含んだまま、あえかにこぼされた吐息が先端を撫ぜる。カノンは口端に小さな笑みを湛えた。
ミロは耳が弱い。
カノンが入念に開発した結果、ミロの身体はどこもかしこも感度が十分すぎるほど良かったが、元から弱かった耳はその比ではなかった。カノンが少し触れただけで、首をすくませて真っ赤になる。
耳の裏から首筋にかけてねっとり舌を這わせると、耐えしのぶように眉間にしわを寄せたミロのものは、いやらしく涎を垂らすのだが、それが面白く、それ以上にいとおしくて、カノンはいつも、時間の許すまま、ミロの耳を舐めたり食んだりしてやるのである。
しかし、今日の主役はあいにくラダマンティスだ。
だから、自分を欲しがらせるほど嬲るわけにはいかない。それ以前に、いつもならカノンのものを美味そうに咥え込んで離さない場所は、ラダマンティスで張り裂けそうなほどいっぱいになっている。
気持ち良さそうに蕩けているミロの様子に、微笑ましさとやらしさ、ラダマンティスに対する少しのやっかみもあって、口から吐き出されたものをなめらかな頬に擦りつけながら、再び耳の後ろを指の腹でなぞると、ミロの身体がぶるぶる強張った。イく証拠だ。そのひょうしに、引き絞られたのであろうラダマンティスが、深々と刺し貫いたままミロに強く腰を押しつけた。
陸に上げられた魚のように、びくんとミロの身体が跳ねあがる。
またぞろ、中に勢いよく精液を叩きつけられたのだろう。
結合部からローションとは違う白い液体が溢れ出し、粘着性の糸を引きながらタオルケットに滴り落ちた。やがて溢れ出した液体はローションと混ざり合い、吐精して力なくタオルケットに埋まったミロのものに絡まった。
まるでミロが潮を噴いたように見えなくもない光景と、紅潮したミロの蕩けきってだらしない表情に、ずくんと痛みにも似た快感が走った。カノンは自分のものに手を伸ばすと、数回しごいて、ミロの顔に欲望を吐き出した。
ラダマンティスとミロのセックスに混ざる利点は、ミロの普段垣間見ることの出来ない快楽に溺れ切った顔を見ながら顔射出来るところである。口にしたら、まず間違いなく殺されそうだが、紛れもない事実だった。
「ミロ、また。」
言葉少なに懇願すれば、億劫そうにではあるものの、ミロの唇がカノンのものを柔く食んだ。カノンはミロの髪に指を絡め、緩慢に腰を振りながら、再びラダマンティスが腰を打ちつけ始めるのを視界に端に捉えた。
いくら黄金聖闘士とはいえ、こんな調子で何時間も好き勝手されていれば翌日使い物にならないのは必定だった。


その晩、互いを貪りあう同居人を後目に早々に退散し、カノンが夕飯の支度を終えてから、再び寝室に顔を出すと、シャワーも済ませてすっきりした顔つきのラダマンティスが丸めたタオルケットで乱暴にミロの身体を拭ってやっているところだった。
あんまりごしごし擦ると、ミロの珠の肌に傷がつきそうで不安になりもするのだが、痣や手の痕で散々な今ごろになって口出ししても今更というものだ。それに、伊達に黄金聖闘士ではないので、2日もすれば、きれいさっぱりに消えていることだろう。
この後は、カノンの出番である。
「…いつもすまん。」
「気にするな。飯は作ってあるから、先に食っていろ。」
「わかった。」
カノンはしわくちゃになった見るも無残などろどろのタオルケットを持参したゴミ袋に収納すると、意識を手放して寝入るミロを肩に担いで風呂場へと向かった。一度、ラダマンティスに任せたところ、ミロが溺死寸前の大惨事に発展したので、以来、ミロの事後処理はカノンが担っているのである。
カノンはミロを浴槽の淵に腰かけさせると、シャワーのノズルを捻った。
粟立てたスポンジを肌の上へ滑らせながら、ラダマンティスの形に空いた穴から精液を掻き出すと、いつものことながら、興奮を覚えてジーンズがきつくなってくる。カノンはジーンズの前をくつろげると、取り出したものにミロの力ない手を絡め、その上から握り込んで上下に擦りながら、ミロの淡く色づいた乳首に舌を這わせた。
いわゆる、NTR好きとは少し違う。双子の性か、カノンは、大事なものは他人と共有しなければ満足できないのだ。そのつけで、こうして散々弄ばれるミロにしてみれば、何とも傍迷惑な話だと思う。
そうは思うものの、カノンはこの生活を止められなければ、止める気もなかった。
だって、そうだろう。結果的に、みんな満足しているのだ。止めなければならない道理などない。
そういうわけで、ミロの手のひらに吐精したカノンはミロの股ぐらに屈みこむと、シャワーの音をBGMに、半月に1度の至福タイムを堪能するのだった。




<了>
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