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もともと瞬くんにはまって、ネットの海をただよううちに、ミロにすっころんで腐った管理人です❤


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「瞬、大事な話がある。」
「え、何、改まって?大事な話?それって、ちなみに、この状況で切り出さなきゃいけないこと?」
「こういう状況だからこそ、話がしたい。」
「…わかったよ。氷河がそこまで言うなら、きっとよっぽど大事な話なんだよね。」
「すまん。」
「良いよ、別に。謝って欲しいわけじゃないし、僕より氷河の方がつらいと思うし…その…生理現象的に。それとも、やっぱり、一回出しておく?」
「いいや、その前に、話をさせてくれ。」
「うん。それで、話って?」
「そろそろ一輝義兄さんにご挨拶をさせてくれないか?」
「まずその呼び方がすでに死亡フラグなんだけど…今、「兄さん」じゃなかったよね?僕の聞き間違いじゃないよね?何か、違ったよね?どちらにせよ、にいさん呼びは止めない?ただでさえややこしい相関図がなおさらややこしくなるし。」
「瞬が言うのならば、わかった。譲歩する。」
「ありがとう。」
「それで、なぜ、一輝に挨拶をさせてくれない?俺と父親を同じくする兄弟、というだけではない。お前とこのような関係になって、2ヶ月が経つ。このような間男のような真似をせず、正々堂々、お付き合いを願えないのか?」
「ううーん…願えない気がする、けど…。」
「星矢にも聞いたのだが、それほどまでに一輝は恐ろしい男なのか?」
「星矢にも聞いたならわかるでしょ?兄さんは、ものすごく、僕を溺愛しているんだ。特に、僕に一目ぼれした変態魔術師が僕を魔術で無理矢理おんなのこにしちゃってからは、兄さんはこんな扉が一つもなく窓も一つしかない超高層塔に僕を閉じ込めちゃうくらい気が立ってるから、いくら血を分けた兄弟とは言え、無理なんじゃないかな?死んじゃうんじゃないかな?…僕、実の兄が血を分けた兄弟である恋人を惨殺するところなんて見たくないよ。」
「瞬、あまり言いたくはないが、本人の意思を軽んじてこのような場所に幽閉するなど、DVだぞ。」
「ううーん、耳に痛い。もちろん、僕はこんなところに閉じ込められても、チェーンがあるから楽々脱出できるし、チェーンがなくたって素手で降りるくらい簡単だし。」
「聖闘士だから、当然だな。」
「そもそも男に言いよられたって半殺しにする程度朝飯前ではあるんだけど。」
「朝飯前…そうだな、確かに。」
「でも、兄さんが僕にこうしていて欲しいなら、僕は兄さんの望みを叶えてあげたいと思うんだ。だから、DVではないと思う。思いたい。」
「瞬、お前は心が優しすぎる。」
「それに、また、兄さんに女の影が」
「?」
「あ、何でもない何でもない!」

「瞬ーーーーーーーーーーーーーーッ!」

「あっ、そんな噂をすれば陰!兄さんだ!氷河、ベッドの下に隠れて!早く!」
「いや、これは良い機会だ。ぜひとも一輝お義兄さんにご挨拶を」
「だからその呼び方がすでに死亡フラグなんだってば!ほら、早く!」
「しゅry

「…瞬、今、男の声がしたようだが…?」

「ううん、気のせいだよ!前回は1ヶ月帰って来なかったのに、今回はずいぶん早く帰って来たんだね!」
「ああ、隣国で嫌な噂を耳にしたものだからな。」
「嫌な噂?」
「高い塔に美姫が閉じ込められているという噂だ。長い髪を垂らして男を部屋に連れ込み、ふしだらな関係を結んでいるらしい。名を、ラプンツェルと言ったか。」
「そ、そうなんだっ?!」
「瞬、よもや、お前はそのようなことはないと思うが、…ん?」
「はい!?」
「瞬、いつもは入念に編み込まれているお前の美しい髪がどうも乱れているようだが…それに、いつもよりわずかに顔が赤い。まさか、熱でもあるのか?」
「ないよないない?!全然ないよ?!ああ、心苦しいからそれ以上何も聞かないで!」
「?」

「一輝お義兄さん!!!!!!」

「?!誰だ貴様は!まさか、瞬をかどわかしに来た盗人か?!」
「ああああああ何で出てきちゃうのさ氷河のばかあああああっ。」
「盗人…確かに、そうかもしれない。俺は瞬の花を盗んだ不埒な男だ。」
「?!……花?何のことを言っている?」
「氷河、一輝兄さんに比喩は通じないし、比喩じゃなくたってそういうことは言いふらさないで良いから。もっと隠してくれないかな。まさか、酔った勢いで星矢たちにもそういうことを言いふらしてないよね?」
「フッ…むろん、酔っていなくても報告している。仲人を務めてくれた星矢や紫龍だけではない、我が師にも、だ。」
「は?!」
「?仲人…?瞬、今、星矢の名が出てきたようだが、この男は何ものだ?お前の知り合いなのか?」
「え、えっと、その…兄さん、ごめんなさい!僕、この人と真剣にお付き合いをしているんだ!」
「何ィ?!」
「そういうわけだ。瞬とは二か月前からお付き合いをさせていただいている。それで嫁に迎え」
「問答無用!!!鳳翼天翔!!!!!」
「うわああ~~~ッ!!!!」
「氷河!」
「この下郎が!貴様のようなどこの馬とも知れん輩に、愛する瞬を嫁に出してたまるものか!」
「兄さん!台詞がまるで娘の嫁入りに反対する頑固おやじそのものだよ?!」
「ぐ…すさまじい破壊力…さすがは噂に聴こえし最強の青銅聖闘士よ。しかし、この氷河、聖闘士であれば、このような一撃…、」
「鳳翼天翔!!!!!」
「うわああ~~~~~ッ!!!!!!」
「お付き合いだと?!瞬は永劫男とお付き合いなどせず、この一輝にだけ頼っておれば良い!貴様、聖闘士と言ったな?たとえ聖闘士といえども、この高い塔から落とせば命はなかろう!」
「ああ、兄さんが氷河を掴みあげて塔の上から地上へ投げ落とそうとしている!こうしてはおれない!ええい!ローリングディフェンス!!」
「くっ…なぜ、なぜ邪魔をする、瞬?!」
「兄さん、少しは僕の話も聞いてよ。…僕…僕、大事な報告があるんだ。」
「瞬、その報告はこの男にトドメをさしてからに」
「それじゃあ遅いんだ!兄さん、兄さんは今度伯父さんになるんだよ?」
「?」
「僕…、おめでた、なんだ。」
「」
「それは本当か!でかしたぞ、瞬!」
「こんなことで嘘をついてどうするのさ。生理も、最初の日からずっと来てないし…。」
「ああ…それはすまん…最初のときは、その、俺もはじめてで…。」
「ううん、気をつけなかった僕も悪いし、最初は少し悩みもしたけど今は純粋に氷河の子を宿せて嬉しいから気にしないで。…それで、兄さん?返事がないけど大丈夫?兄さん!?」
「返事がない、ただのしかばねのようだ。瞬、トドメをさすならば今しかない!」
「す…すまないが、氷河。兄さんはもう動けないのなら、助けてやってくれないか…。」
「ここまで一輝の精神を攻撃したのはお前だというのに、トドメをさすのを止めろというのか?」
「どうして、兄さんを殺す話になってるのさ。僕もつい乗っかっちゃったけど、そうじゃないでしょ。兄さんは暗黒聖闘士じゃないんだよ?ねえ、わかってる?」
「俺にわかっていることは、お前の一言がカーサの幻影以上に一輝お義兄さんにショックを与えたということだけだ。」
「またややこしい比喩を!そうじゃなくて…、兄さん?兄さん?!ねえ、大丈夫?兄さん、死なないで!お願いだから、目を開けて!フェニックス一輝ならそれくらい朝飯前だよね?!ねえ!」
「瞬…俺は…そうか、あれは夢…悪夢にすぎないのか…。」

「やあ、一輝お義兄さん。」

「」
「に、兄さーーーーーーーーん!!!!!」
「ドヤア」
「氷河もドヤ顔は止めてくれる?さすがに腹が立つ。」



(すみません。なんか、収拾がつかないっす^^^^^^^)
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