雑記および拍手にてコメントいただいた方へのご返信用です。
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薄氷って書いてうすらひって読むって知ったので、そういうカノミロです。
最近のマイブームは、『ミロが積極的にカノンに抱かれたいと思うので、「え?変態?」ととまどうことも多々あるもののそれをどうやって変態にせずかっこかわいいミロにするか』です。
つまり、そういう妄想プロットです。
(プロットって言うか、文章??です。)
つづきます。
最近のマイブームは、『ミロが積極的にカノンに抱かれたいと思うので、「え?変態?」ととまどうことも多々あるもののそれをどうやって変態にせずかっこかわいいミロにするか』です。
つまり、そういう妄想プロットです。
(プロットって言うか、文章??です。)
つづきます。
ある日、ミロが目覚めると、身体が小さくなっていた。腕など、頑張ってつけた筋肉はどこへやら。少し力をこめればあっさり折れてしまいそうなほど細い。小さな頭の上で、あほげが自己主張はなはだしい。
夢だろうと見当をつけたミロは、姿鏡に自分を移してみた。すると、寝まきが大きすぎたものか、ぶかぶかのシャツだけを身につけた細い身体が映った。
思えば、13歳くらいまではこんな体型だった。あれから、アイオリアを切磋琢磨して、脳筋と呼ばれるまでに至ったのである。
頭2つ分ほど小さくなったのだろうか。小さな顔、小さな身体に、すらりとした手足が付いている。こうして見ていると、まるで、ぼさぼさもふもふの髪の毛が本体のようだ。
「それにしても、夢にしては醒めないものだな。」
ミロはぽりぽり頭を掻きながら、用を足すためトイレへ向かった。はたして、夢の中で用を足して平気なものか、ミロにはさっぱり見当もつかなかったが、いまだかつて、寝小便などしたことないのだから、不毛な心配というものだろう。
シャツを捲り上げ、あるはずのものを探す。
ない。
視線を落とす。
ない。
夢だからか?嫌な予感に駆られながら、少し足を大きく開いてみる。
聖域に悲鳴が上がった。
「アテナ!」
「あら、ごきげんよう。ミロ。」
隣室から勢いよく飛びこんできたミロに、沙織はにっこり笑みを浮かべた。寝間着姿のミロはとってもあいらしい。そうでなくとも、いつも以上にあいらしい姿なのだ。
「私はどうやら女になってしまったようなのです!」
身ぶり手ぶり動揺も激しく説明するミロの身体を抱き締めて落ちつかせると(または、思考を停止させると)、沙織はにっこり微笑んでみせた。
「その姿もとってもお似合いだわ。とてもあいらしいですよ、ミロ。」
もっとぼんきゅっぼんな美女になるかと思いきや、思ったよりも華奢な体つきで胸などあるかなきか物議を醸しだしそうなレベルだが、それでも、うるわしいことはうるわしい。美女ではなく、美少女のうるわしさである。
沙織はミロの両頬に唇をよせ、それから、額にキスをすると、何か察したものか珍しく不審の眼差しを向けるミロへ笑いかけた。
「その姿なら、大好きなカノンと添い遂げることも可能でしょう?アプローチしてきたらいかがですか?」
「そういうことだ。どうだカノン、俺とセックスしてみないか?」
「いや、ドヤ顔で言われても、何がそうなのかまずもってわからんし、そもそも昨日までガチムチだった同僚とあっさりセックスできるか。」
カノンの腹の上で、外見美少女のミロがちっとつまらなさそうに唇を尖らせる。場所は、双児宮のリビングだ。予告もなしに飛びつかれ、不覚にも(腹にタックルされると同時にたくみに足払いされたせいで)押し倒されたカノンは、ためいきをこぼして、頭を掻いた。
以前から、ミロはやたらとカノンに執着していた。一緒に呑み明かそうとせがんでみたり、ランチでもどうだと誘ってみたり。カノンにしてみれば、ミロは確かに自分を贖罪してくれた大変気持ちの良い男で恩義があるが、恩義があるからといって仲良くしなければならない義理はない。海龍時代の引け目があるカノンは誰に対しても、一歩距離をおいて、接していた。
今回の面倒事の発端である沙織から贈られたのだろう。白い、ミロには不相応なほど清楚で可憐なワンピースの下、ミロのあるかなきか、ほぼ、ないと言っても良いような胸が、わずかに谷間を作っている。吹けば飛ぶような薄っぺらい華奢な身体だが、それでも、腹の上の尻は柔らかそうだし、あまりにも小柄で可憐なせいで守ってやりたいという庇護欲をそそる、気がする。
しかし、幾多の女を落として来たカノンにとっては、どこ吹く風である。カノンはぺいっとミロの身体を除けると、さっさと立ち上がった。
「そんなにセックスがしてみたければ、デスマスクにでも頼んで来い。」
「何故そうなる。俺がしてみたいのはお前だけだし、俺が求めているのもお前だけだ。」
即答するミロに、いささか、腹が立った。自分でさえも信じられない自分を、何故、ミロはここまで愚直に信じ切れるのか。意味がわからない。
カノンは右手でミロの両頬をぐいとわし掴み、居丈高に尋ねた。
「辱められる覚悟はあるのか?」
「むろん、お前がそれを望むのなら。」
即答されれば、拒む理由もない。ましてや、自分で無理難題を突きつけておきながら逃げ出すなど、プライドが許さなかった。カノンはいら立ちのまま、ミロのワンピースを引っぺがすと、小柄な体に馬乗りになった。
不覚にも、ミロとのセックスは気持ち良かった。華奢で小さな身体は、そうするのは少しだけ良心がとがめたが、乱暴に扱っても壊れなかった。黄金聖闘士なのだから当然だ。
途中でミロがスキンを取り出した時点で、ミロの覚悟のほどがわかった。いっそ中出ししてやろうかと思いつつも、それを止めたのは、同僚としての最低限のモラルである。それに、下手に妊娠されて、認知を迫られてもあとが面倒臭い。
男を知らない中は、これでもかというくらいカノンを締めつけ、締めつけすぎるがゆえに柔らかさに欠ける気はしたものの、処女だと思えば気分は高揚した。爪をばりばり研がれる背中が痛い。
カノンは隣でむにゃむにゃ言いながら健やかに眠っているミロの頬を、腹いせに思い切り引っ張った。面倒なことになった。相手はまったく融通のきかない脳筋のミロである。一度寝たからには、付きまとわれてしまうことは想像に難くない。
雑に扱えば、逃げるだろうか。
邪な考えにとらわれて、眠りこけるミロの身体を腹の上へ引っ張り上げる。そうして、手早くスキンをつけると、まだ十分ぐずぐずにとろけている中へ挿入し、激しく揺さぶり始める。
双児宮の寝室に、寝ぼけまじりの喘ぎ声があがった。
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