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ツイッター(?)のけっこう前のネタ。
発掘しました。
もしかしたら、もう閉鎖した絵板のネタかも?
2012年8月21日のネタです。
(絵板っぽい)



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とりあえず前提として!
・みつなり×まさむね♀
・史実を踏まえて、まさむねが隠れざびー教徒。
・史実を踏まえて、まさむねがざびー教徒を領内に保護している(製鉄の技術を得る見返りという説もある。)
です。
ぶっちゃけ、ばさらのまさむねは宗教にうつつを抜かしそうにも、教徒を匿いそうにもないですけれど。
むそうだと…(はまりそうだけれども!)宗教自体がそもそも…がらしゃに勧められて、とか…??
とりあえず、仕事中ににやにやしていた妄想かきまーす!



幼少期愛に飢えていたまさむねは、愛こそすべてと説くざびーの話に心打たれ、ざびー教に改宗してしまう。
洗礼名は、ウィンク。隻眼がウィンクしているように見えた…らしい。ざびー直々の洗礼についうっかり興奮してしまった末代までの恥。
しかし、ざびー教が異教とされ、廃絶されつつあった時代。
まさむねは守役のこじゅうろうにすら、ざびー教に改宗した事実を伏せ、大きくなる。
やがて、ざびーが姿を消し、まさむねもこのままざびー教徒であることを黒歴史として葬り去るかに思えた、のだが…?

「ほう、このような北方の僻地にもざびー様の威光は届いていると申すか。さすがはざびー様。」
「ざびー教大国に僻地もなにもありません!そう、あるのは愛だけ!」
「ソーリン、貴様…解っているようだな!流石は隣人!」
「おお、伝説のタクティシャン!サンデーもうり!」
ひしと抱きあう二人。ざびー教徒たちによるバックコーラスが流れている。もとなりは城を指さし、そうりんに頷いてみせる。
「ここにも我らが隣人がいるはず。その眼を覚まさせるは今ぞ。」
颯爽と歩き出すもとなり。どこでも征ける扉を開く力こそなかったが。そうりんはにっこり笑うと、もとなりの後を追う。脳裏には、「ガンバリナサ~イ!」と励ますざびーの姿。
「ふふっふふ~♪嬉しいとニヤける姿、ざびー様ゆずり…。」

もとなり・そうりん襲来の報に驚くまさむね。まさか!と不安に駆られながらも迎え撃とうとするが、首を傾げているこじゅうろうに止められる。
「まさむね様が出る幕もありますまい。私にお任せあれ。」
「きばれよ、こじゅうろう…!」
が、敵のみょうちくりんな技とテンション、打って変わったもとなりの策に翻弄され、困惑のうちに敗走するこじゅうろう。
「ウィンクだてよ!ざびー様御自ら洗礼を受けし貴様も、我らが来たからには目を覚まし、ざびー教の調べを思い出すが良い!ザビザビザビ~♪」
「ザビザビザビ~~♪」
もとなりとそうりんのハミングに混乱し、攻撃できないまさむね。はたして、もとなりはこんな性格だったろうか?
やがてこじゅうろうが加勢に来る。しかし、攻撃しようとしないまさむねにこじゅうろうは戸惑う。
「まさむね様、いかがされました…?!」
「ふふっふふ~♪ウィンクはすでに僕たちの隣人、すなわちざびー信者なのです!さあ、あなたにも洗礼名をつけてあげましょう!目の前に広がるのはドドメ色のざびー世界です!」
戦闘の末、まさむねがどっぷりざびー教徒なのだと誤解しうっかり洗脳されたこじゅうろうは、もとなり・そうりんに付いて行ってしまう。
もとなりは去り際、城を振り返る。
「ウィンクが目覚めぬは残念だが…奴も我らの隣人。すぐ目を覚ますであろう。」
「ザビザビザビ~♪そのと~りなのです!何ものもざびー様の愛から逃れるすべはありません!」

連れ攫われたこじゅうろうを取り戻すため、いまやざびー教の温床と化している安芸への遠征を決めたまさむね。だが、洗脳こそ逃れたとはいえ、もともとざびー教徒。
もとなりたちを倒し、こじゅうろうを説得して連れ戻せるか、心許ない。
そこへ、偶然やって来たみつなり。
(劇場版です。)
みつなりはまさむねが天下への礎を固めているのか、見に来たのだった。
「アンタ、いいところに来たな。」
「…?」
怪訝な表情のみつなり。まさむねは己がざびー教徒であることを伏せて、事情を説明する。
「実はかくかくしかじか」
「何、かたくらが邪教の巣窟に誘拐されただと…ッ!ひでよし様以外を崇めるなど不遜…その罪万死に値する…!!」

安芸へ辿り着いたまさむねとみつなり。安芸はすでにざびー教一色になっている。辛うじて、大きな鳥居が残っている。
「油断するなよ。」
「貴様、誰に言っている!妖術など、私は認めない!邪教など言語道断だッ!」
無理矢理働かされているジェシーくろだ、ムテキなはずなのにラバーズと洗礼名を与えられてしまったラバーズなおえが二人の前に現れる!
「愛はムテキィイ!!!」
「小生の柄ではないのだが…って、み、三成…!」
「……貴様、このような場所で何をしている…。貴様の改宗を許可した覚えはない。」
「ムテキラバーーーーー」
「ひでよし様以外の偶像を崇拝するなど、私は認めない。懺悔しながら死ね…!」
「ソーーーー!!ザビザビザビ~♪」
情け容赦ないみつなりに完膚なきまでに叩きのめされたジェシーとラバーズは這う這うの体で逃げ出す。
先へ進む二人。
やがて、サンデーに勧誘され再びざびー教幹部へ返り咲いたチェストしまずが立ちはだかった。
「ウィンク…おまはんほどのもんがどうしてざびーどんの言葉を忘れてしまうとね?」
嘆くチェストにまさむねは呻く。
「ウィンク…?何の話をしている。」
「…?まさか、おまはんは知らんのか!ウィンクちゅうはそこのまさむねの洗礼名にきまっちゅうね!」
「Shut up!黙らなきゃ、無理矢理にでもその口を黙らせてやるぜ!」

チェストを退けた二人。しかし、まさむねがざびー教徒と判明したことで、まさむねとみつなりの間には決定的な亀裂が生じていた。
「貴様も邪教の徒か…!私は許可しない!」
怒り心頭に来て抜刀しかけるみつなり。それを止めたのは、周囲でおろおろバックコーラスを歌ったり花を撒いたり理由はともあれ教団に戻って来たまさむねを歓迎しようとしていたざびー教徒の宣教師だった。
「喧嘩はよくありません!ざびー様は愛を説いてらっしゃいます!さあ、あなたもれっつざびー!」
「五月蠅い!」
「ザビザビザビ~♪」
「…貴様、殺す…!」
「い、いけません…!こ、こんなときこそ!ざびー様のご加護あれ!「喧嘩はイケマセ~ン!」サンデー教祖代理に渡された秘薬を!」
みつなりに追いかけられながら懐を探る宣教師。段差を踏み外しうっかり転ぶ。宣教師はごろごろ階段を転がり落ち階下で「れっつざび~…。ウィンクに加護あれ…。」呻いて伸びるが、手元を離れた薬は空を舞いあがり――。
「…?!」
「Shit、何だこれ。馬鹿みたいに甘いな…。」
うっかり飲んでしまったまさむね。
「貴様、吐け、吐き出せ!」
みつなりに詰め寄られたとき、まさむねの心臓がドクンとぶれる。呻くまさむね。動揺したみつなりが近付くと、まさむねにしなだれかかられる。
「みつなり…、」
「き、貴様…距離が近」
「すごい身体が熱い…やべ、どうしよう。」
上目遣いで見られたみつなりは激しく動揺し身体を強張らせる。みつなりはまさむねが女だと知っている。頼りなく力を失ったまさむねを抱き止めおろおろしていると、教徒たちに背を突き飛ばされ、怪しい部屋に飛び込むことになる。
「2名様ご案内デ~ス!ざびー様ならば仰るでしょう…「お熱い夜をオスゴシクダサ~イ!キー、ウラヤマシイ!」」
ばたん。背後で閉じる扉。桃色の照明。倒れ込んだ先はハート型のいかにも怪しいベッド。たじろぐみつなりの眼下では、頬を赤らんだまさむね。
「みつなり…も、だめ。」
みつなりプッツン。

目覚めると怪しい部屋。隣にはみつなり。痛む頭。蘇える記憶。言葉を失ったまさむねは立ち上がろうとするが足腰が立たない。うっかりふらつくと、みつなりに抱きとめられる。みつなりの熱視線に言葉を失うまさむね。怪しい雰囲気が漂い始めた頃、無造作に扉が開け放たれる。
慌てて身を翻し距離を取ろうとするまさむねと、そんなまさむねを離すまいとしっかり抱き締めたみつなり。
仁王立ちしたもとなりは策が成就したのを認め、楽しそうに言い放つ。
「さあ、有象無象のものどもよ!今こそ、ざびー様の御教授を胸に抱き、愛を認めるが良い!」
「ふふっふふ~♪子供の洗礼名はもう決まってます!その名も、ショットガン!」
「なれば式を執り行うぞ!我が初めて執り行う婚姻だ…教団をあげて祝福せねばなるまい。」
「Shut up!俺は…!」
「夫婦会員も募集中です!ザビザビザビ~♪」
無言でいるみつなり。実は意中の人だったまさむねとねんごろになれた今、昨日よりざびー教への嫌悪が薄れている。まさむねは絶句する。
「さあ、結婚式を挙げましょう!れっつざびー!」
まさむねは逃げたくても足腰が立たない。悲鳴が響き渡る。
国中がばたばたしている。
「…?一体何があったんだ?ずいぶん騒々しいじゃねえか。」
慌ただしさに首を傾げるこじゅうろう。農作物担当に任命され、畑を耕している。こじゅうろうは昨日侵入者があったことを聞いているものの、まさむねだと知らない。
そこへ、鎧を着込んだラバーズなおえがやって来る。なおえからまさむねが凶王と結婚すると聞き、絶句する。
「まさむね様が…いや、愛は尊い…ざびー様は祝福してくださる…くそっまさむね様が…馬の骨に…ぐ、ぐぅっ…ッ!」
苦しみ始めるこじゅうろう。やがてこじゅうろうはラバーズなおえに激しく頭を叩きつける。額がかちわれ、洗脳が解ける。
「くそ…お止めせねば…!軽挙はお待ちくだされ、まさむね様…!!」
こじゅうろうは血塗れのまま教会へと走り出す。
「ム、ムテキ…ィ。」
あとには仰向けになって倒れたラバーズが目を回している。

足腰たたないまさむねはウェディングドレスを着させられ、輿に乗せられて壇上へ。ふらつくまさむねの腰をみつなりが抱きとめる。(結果的に)抱きあう新郎新婦を前に、もとなりが高らかにのりとを読みあげる。
「祝福されし子らよ。死せるときも苦しめるときも、隣人は常に友であろう。さあ、ざびー様の像の御許で口付けを交わすが良い…!」
高々と両手を掲げるもとなり。そうりんは嬉しそうに両手を叩いている。大勢の教徒たちが見守る中、状況がよくわかっていないのか、わかっているが気にしていないのか、鎧姿のままのみつなりによってまさむねの顔を覆うベールが外される。
みつなりの吐息がかかり、キスされるという瞬間。
「その婚姻待ちやがれ…!!」
まさむねが瞼を閉じたとき、教会の扉が勢い良く開かれた。流血で赤く染まり、青筋浮きまくりのガンギレこじゅうろう。
「かような祝福の場に不浄の血を持ち込むとは…!貴様、きがふれたか…!」
「うるせえッ!テメエは黙ってろ…ッ!…まさむね様、この右目と国元へ帰りましょう。そのような下種とちぎりを交わされる軽挙、どうかなされませぬよう…!」
「こじゅうろう…お前、目が覚めたのか…。」
「申し訳ございません。この失態、腹を切って詫びても取り返しのつかぬこととはいえ…!」
必死に懇願するこじゅうろうを、みつなりは嗤う。
「ふん…何を言うかと思えば。邪教如きに易く屈する部下では話にならん。まさむねには俺が必要だ。」
「テメエ…!表ぇ出ろ!ころす!腹ァ切るのはそれからだッ!!」

「こじゅうろう、止めろ!みつなり、アンタも喧嘩してどうすんだ。もともとここに来た理由を思い出せ!」
「……。」
まさむねに説得され、腰に佩いた刀の柄から手を離すみつなり。まさむねがほっとする間もなく、みつなりはまさむねを抱き上げる。お姫様抱っこ。
「ここは騒々しい。もっと相応しい場所があるはずだ、そこへ移動するぞまさむね。」
「は?いや、ちょっとまt」
みつなりは走り出す。まさむねは振り落とされまいとみつなりに抱きつく。みつなりが胸元のまさむねへ視線を落とし、僅かに口端を緩める。もとなりがいきり立つ。
「…待つが良い!貴様ら、我の初の祝福ぞ!逃がしてなるものか!」
「オ~卒業、それも一つの愛の形ナノデ~ス…とざびー様なら言うでしょう!」
「テメエ!逃してなるか…!光を穢した罪を臓物ぶちまけて詫びろ…ッ!」
「出でよ、ジョシー!チェスト!ウィンクとマッドを逃すでない!貴様らも喜びのうちに祝福を受けよ!」
あっけらかんと嬉しそうにそうりんが手を振る。
「伝説~伝説~それはジューンブライド~♪ウィンク、ブーケトスするのですっ!」
呼びかけられたまさむねは、手の中のブーケと無邪気に両手を振っているそうりんを交互に見やる。後ろには刀を構えたガンギレこじゅうろう、面倒臭そうなジョシー、めでたいめでたいと笑っているチェストの姿。
「Shit!もうどうにでもなれってんだ!アンタ、責任とれよ!」
「愚問だな。貴様が邪教に呑まれ天下を見失わないよう、責任をとって監視し続けてやる。」
まさむねはみつなりの真意がわからない。本当に夫婦の契りを交わすということなのか、それとも…。だが、今は考えるのを止めておこう。追っては迫っている。まさむねはやけっぱちになり、求められるままブーケを投げる。
騒々しい足音は続いている。
きらり。
梅雨時には珍しく輝く黄金の太陽にかぶせて、ブーケが影になった。
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